院長ご挨拶
永瀬医院は、祖父の代から地域で親しまれてきた小さな医院です。
その思いを受け継ぐ三代目として、
お子さんとご家族に寄り添う場所を目指して、新たに開院しました。
これまで神戸大学や兵庫県立こども病院で、
てんかんやけいれん、発達や行動の相談など、
さまざまな子どもたちの診療に携わってきました。
そのなかで、「ちょっと気になる」「誰かに相談してみたい」という気持ちを安心して話せる場所があることの大切さを感じてきました。
軽い発達の気がかりや、学校・家庭でのちょっとした困りごとでも、
その背景に体や神経の問題が隠れていないかも含め、
一緒にこれからの関わり方を考えていきます。
もちろん、風邪や発熱、アレルギー、予防接種、健診など、
日々の健康管理も幅広く対応しています。
医療だけでなく、保健・福祉・教育の方々と力を合わせながら、この地域で「誰ひとり取り残さない」子育て支援の形をつくっていきたいと考えています。
小さな頃から大きくなるまで、
ご家族のそばで成長を見守る医院でありたい。
それが私たちの願いです。
永瀬医院 小児科・小児脳神経内科院長 永瀬裕朗
院長経歴
学歴
- 1984年 西宮市立上甲子園小学校 卒業
- 1990年 甲陽学院高等学校 卒業
- 1997年 神戸大学医学部 卒業
- 2003年 神戸大学大学院医学系研究科 修了
勤務歴
- 1997年 神戸大学医学部附属病院 小児科 研修医
- 1998年 市立川西病院 小児科 研修医
- 2003年 ジョンズ・ホプキンス大学医学部 生化学教室 ポスドクフェロー
- 2005年 兵庫県立こども病院 脳神経内科 医長
- 2015年 神戸大学医学部附属病院 親と子の心療部 講師
- 2018年 神戸大学大学院医学研究科 内科系講座 小児科学 准教授
- 2019年 神戸大学大学院医学研究科 内科系講座 小児科学分野
こども急性疾患学部門 小児統合健康学領域 特命教授 - 2023年 神戸大学医学部附属病院 親と子の心療部 部長(兼務)
- 2024年 神戸大学大学院医学研究科 内科系講座 小児科学分野
小児神経学・発達行動小児科学部門 特命教授 - 2024年 神戸大学医学部附属病院てんかんセンター 副センター長(兼務)
- 2025年 永瀬医院開院、神戸大学客員教授
資格
- 医学博士
- 日本小児科学会 小児科専門医・指導医
- 日本小児神経学会 小児神経専門医
- 日本てんかん学会 てんかん専門医・指導医
- 日本小児精神神経学会 認定医
- 子どものこころ専門医機構 子どものこころ専門医
役職
- 日本小児科学会 代議員
- 日本小児神経学会 評議員
- 日本小児精神神経学会 代議員
- 日本子ども虐待医学会 代議員
など
沿革
1937年(昭和12年)
永瀬壽保が神戸市灘区徳井にて、「永瀬醫院」を開業。
1946年(昭和21年)4月1日
戦災で西宮市に移転。
1958年(昭和33年)

1976年(昭和51年)12月1日
永瀬伸一が継承し、「永瀬小児科内科医院」に名称変更。
1981年(昭和56年)10月12日
改築・診療開始。
1995年(平成7年)

2024年(令和6年)10月27日
前院長逝去のため一時閉院。
2025年(令和7年)10月1日
永瀬裕朗が継承開設、11月1日診療開始。
「永瀬医院」に名称変更。
標榜科を小児科、小児脳神経内科に変更。